【0.5フリー雀荘紹介】名古屋今池 麻雀ふじさわ
今回は名古屋今池にある麻雀ふじさわを紹介します。ふじさわは名古屋でよく流行っている雀荘の一つです。2015年11月の平日昼に訪れましたが、フリーは2~3卓立っていました。(以前休日に訪れたときは4~5卓は立っていました。)
店名:麻雀ふじさわ
最寄駅:名古屋地下鉄 今池駅
レート:0.5(500-1000)
ゲーム代:400円
トップ賞:300円
形式:4人打ち
卓:アルティマ
チップ対象:なし
赤:5索、五萬、⑤筒に各1枚
連荘:アガリ連荘
形式テンパイ:無し(空テンもノーテン扱い)
ホームページ:麻雀 ふじさわ
この店の最大の特徴はチップが一切ないということです。赤はもちろん、役満にも付きません。またボード清算(一半荘毎には成績だけを記入し帰る時に清算するシステム)を採用しているのは珍しいです。
あと打ち放題の6時間フリーが一般3000円(学生1500円)、半日フリーが一般4000円(学生2000円)であります。このシステムを使えば、学生で強い人なら容易く場代込みでプラスに持っていくことができると思います。0.5で稼ぎたいという人にはお勧めの雀荘です。
【0.3、1.0フリー雀荘】名古屋 ステージセブン金山店
今回は、名古屋にあるステージセブン(STAGE7)金山店を紹介します。ステージセブンは愛知で6店舗を運営するチェーン店ですが、店によってレートとルールがかなり異なるので注意してください。
金山店は0.3と1.0の2レートを併設している全国でも珍しい店です。2015年11月の金曜19時頃に行ってみたところフリーは6卓立っていました。0.3と1.0の比率は分かりませんが、0.3が少なくとも2卓は立っていました。
店名:ステージセブン金山店
最寄駅:JR・名鉄・名古屋地下鉄 金山駅
形式:4人打ち
卓:アルティマ
フリードリンク代:100円
ホームページ:ステージセブン
①レート0.3(300-600)
ゲーム代:300円
ラス基金:300円(トップ賞と反対にラスが300円を支払う)
チップ対象:一発、裏、リーチ赤
チップの価値:100円/枚
赤:7索、七萬、⑦筒に各1枚
連荘:アガリ連荘
形式テンパイ:なし
その他特徴的なルール
⇒チョンボなし(全て上がり放棄でゲーム続行)
⇒パオ(責任払い)なし
⇒点数計算なし(下記表の通り全て30符計算です)
⇒積み棒なし
⇒ツモピン無し
⇒暗カンは全て1ハンアップ(役ではない)
子
1ハン | 2ハン | 3ハン | 4ハン | |
ロン | 1000 | 2000 | 3900 | 8000 |
ツモ | 300-500 | 500-1000 | 1000-2000 | 2000-4000 |
親
1ハン | 2ハン | 3ハン | 4ハン | |
ロン | 1500 | 2900 | 5800 | 12000 |
ツモ | 500all | 1000all | 2000all | 4000all |
②レート1.0(1000-2000)
ゲーム代:500円
トップ賞:300円
チップ対象:一発、裏、リーチ赤
チップの価値:300円/枚
赤:7索、七萬、⑦筒に各1枚
連荘:テンパイ連荘
形式テンパイ:なし
積み棒:1本場につき1500点
その他補足:0.3と違い点数計算あり、ツモピンあり、チョンボ規定あり、
パオあり、カラテンリーチなし
まずステージセブン各店の共通する特徴として、赤が7索、七萬、⑦筒ということです。なので牌の強さが7>3と等価ではありません。また金山店の0.3レートはチョンボなし、点数計算なしとフリー雀荘初心者に優しい設定となっています。以前紹介した「ひまわり(レート0.3)」と点数計算がない点は同じですが、赤が7、積み棒なし、ツモピンなし、暗カンが1ハンアップと結構差異があります。金山店は0.3が常に立っているようなので、0.3で打ちたい方はひまわりとルールを比較しお好みで選んで良いと思います(^^)。また1.0のほうは、赤7以外は一般的なルールに近いし、ゲーム代もほどほどなので1.0デビューをこの店でするのもお勧めです。
あとステージセブンの他の店に関してもレートだけ補足しますが、桜山店、塩釜口店、岡崎店は0.5、豊田店は1.0、八事店は0.3だったはず……。ただ遊びに行ったのは5年以上前なのでうろ覚えだし、ルールやレートが変わっているかもしれないので、間違っていたらごめんなさい。
【0.2、0.5フリー雀荘】大阪難波 雀荘e-sou
今回紹介する雀荘はe'sグループの、大阪難波にあるイーソー(e-sou)で、4人打ちと3人打ちの両方を採用している店です。常に4人打ちと3人打ちの両方の卓が立っている雀荘は珍しいのではないでしょうか?
なお梅田にも姉妹店であるイースター(e-star)があり、ルールやレートは同一となっています(注意:梅田店は卓がアルティマではありません)。
店名:イーソー(e-sou)
最寄駅:大阪難波駅
卓:アルティマ
フリードリンク代:200円
ホームページ:e's group(イーズグループ)
①4人打ちルール
レート:0.2(200-400) 0.5(500-1000)
ゲーム代:0.2=300円 0.5=400円
トップ賞:無し
チップ対象:一発、裏、面前赤
チップの価値:0.2=50円/枚 0.5=100円/枚
赤:5索、五萬、⑤筒に各1枚
連荘:アガリ連荘
形式テンパイ:あり
コールドゲーム:0.2=50000点以上、0.5=55000点以上
その他:0点以下でトビ、1000点未満でもリーチ可
②3人打ちルール
レート:0.2 0.5
沈みウマ:△10
ゲーム代:0.2=200円 0.5=300円
トップ賞:0.2=無し、0.5=100円
チップ対象:一発、裏、eポッチ(下記参照)
チップの価値:0.2=50円/枚 0.5=200円/枚
赤:5索、⑤筒は全赤
連荘:東場=テンパイ連荘、南場=ノーテンでも連荘
形式テンパイ:あり
完全先付け:採用(ただし、面前王手飛車は可)
クイタン:×(何らかの役に複合するならOK)
北:常に役牌
ツモピン:ツモった場合、ピンフはつかない。
七対子:30符2ハン(4枚使いあり)
特殊牌:e牌(花牌)
緑e牌が2枚、オレンジe牌が2枚入っており、抜きドラ扱い
リーチ一発で緑e(eポッチ)をツモるとオールマイティとなる。
またe牌4枚を抜いて和了ると0.2=200円、0.5=500円となる(フラッシュ)。
下記がイーソーの入っているビルですが、窓などに看板がなく、ちょっと分かりにくかったです(昔は看板が出ていたと思うのですが……)。ビル周辺に「麻雀イーソー」と書かれた旗が立っているので、それを参考にしてください。
2015年11月の休日に訪れたところ、11時前頃で3人打ちが3卓、4人打ちの0.5と0.2が1卓づつ立っていました。どちらかというと3人打ちが流行っているという印象の店です。また4人打ち0.5の卓はいつでも立っているようですが、4人打ち0.2は朝10時過ぎに卓が立ち、22時頃終了するという感じです。
4人打ちルールは一般的なものと思いますが、コールドゲームが0.2=50000点、0.5=55000点と低く設定されている点と、アガリ連荘が個人的にはちょっと嫌です。以前紹介した心斎橋のZOO(0.3、0.5)は、コールドゲーム60000点、テンパイ連荘採用なのでどうしても比べてしまうんですよね(^^;)。ただフリー初心者で、できるだけレートを抑えたいという方は、0.2を採用しているイーソーのほうをお勧めします。
あと私は3人打ちのフリーはやったことがないのですが、ルールを見る限り、とてつもないインフレルールではないでしょうか?抜きドラの花牌4枚に赤ドラが8枚って……(^^;;)。これが3人打ちフリーでは普通なのか???バイマンはおろか三倍マンでも容易く出そうな感じがします。
【0.2、0.5フリー雀荘】神戸三宮 ウェルカム
今回紹介する雀荘は、神戸の三宮にある麻雀ウェルカム(WELCOME)です。以前紹介した麻雀ZOOと同じく、首都圏を中心に展開している大手チェーン店で、三宮と札幌にも店を持っています。
店名:麻雀ウェルカム
レート:0.2(200-400) 0.5(500-1000)
ゲーム代:0.2=250円 0.5=350円
トップ賞:100円
形式:4人打ち
卓:アルティマ
チップ対象:一発、裏、赤(鳴いてもOK)
チップの価値:0.2=50円/枚 0.5=100円/枚
赤:5索、五萬、⑤筒に各1枚
連荘:アガリ連荘
形式テンパイ:あり
コールドゲーム:無し
ホームページ:麻雀ウェルカム
↓は店の入り口です。駅前大通りのビル3Fにあります。
2015年11月の休日、14時頃に訪れたのですが、0.2・0.5とも2~3卓が立っていたようです。18時頃には店の全卓(20卓ほど)がセット・フリー合わせて満卓になるほどの盛況ぶりでした。フリーの場合はどちらのレートであっても、それほど待たされずに案内してもらえると思います。個人的には「アガリ連荘」ということだけ、気に食わないですが(首都圏のウェルカムはテンパイ連荘採用)、ゲーム代は安いですし、卓はアルティマだし、コールドゲームを採用していないし、遊びやすい良い店だと思います。
なお、余談になりますが、ウェルカムは店によって微妙にルールやゲーム代が異なる場合があります。基本ルールはホームページに紹介されている通りなので、それほど大きな差はないのですが、例えば三宮店と札幌店がアガリ連荘なのに対し、首都圏の店舗はテンパイ連荘を採用しています。また三宮店はコールドゲームを採用してませんが、採用している店もあったはずです(どこだったかは忘れました(^^;))。
それとレートに関しては、基本的にどの店も0.2 or 0.3と0.5の2レートを併設しているはずですが、AKIBA1stと立川店、大船店は0.5onlyの可能性があります(HPのゲーム代が1種類しかないため)。AKIBA店は1stが0.5専門、2ndが0.2専門と分担していたのですが、2nd店は2015年10月に閉店してしまったようで、今どういう形態を取っているかはわかりません(2nd店も流行っていたのになぁ……。何で閉店しちゃったんだろう??)。なお、私の行ったことのあるウェルカムは、渋谷店、多摩センター店、AKIBA1st店、AKIBA2nd店(閉店)町田店、上野店、川越店、大宮店ですが、これらの店はどこも0.2 or 0.3と0.5の2レートを併設(例外:AKIBA店)していました。
フリー雀荘での「腰牌」の規定について
フリー雀荘の中には、腰牌(コシハイ)に関する規定のある店がある。【腰牌】とは、「上家の捨て牌に、鳴こうか迷って反応してしまうこと」で、マナー違反であるとされている。実際に腰牌をしてしまった時は、「腰を使ってしまった牌ではロン和了できない」というペナルティが設定されていることが多い。
では、なぜ腰牌がマナー違反とされているのか考えてみよう。例えば下記は、ピンズなら何を引いてもピンズ待ちでテンパイする手牌である。
二 三 四 ② ③ ③ ④ ④ ⑥ ⑦ ⑦ ⑧ ⑧
萬 萬 萬 筒 筒 筒 筒 筒 筒 筒 筒 筒 筒
もしここで、例えば上家から「4索」が出て、ワザと鳴くかどうか迷った振りをしたら、同卓者はどう思うだろうか?手牌の中にソウズが含まれていると考えるだろう。この後、この手牌で手変りした、あるいはリーチをかけたとなったら、「4索」は他家にとって非常に切りつらい牌となる。さすがに、これは三味線と変わらない、卑怯だろうというわけだ。よって、ただ単に鳴きに迷っただけでも、それが悪意を持って鳴きモーションを見せたのかの判断ができないから、全て「ロン和了できない」という規定になっている。
ただし、最近のフリー雀荘では、「腰牌」(加えて見せ牌も)に関する規定はなくなりつつある。理由は腰に関してセーフ、アウトの基準が各人によって違うからだ。例えば、上家の打牌で鳴くかどうか、ほんの一瞬だけ迷ってしまった。これはアウトだろうか?フリー初心者なら、捨て牌すべてに毎回鳴くか反応する人もいる。これもアウトだろうか?人によってはセールと判定する人もいるだろうし、アウトと判定する人もいるだろう。
同じ動作に関して、個人ごとに異なるジャッジを下せてしまうようでは、トラブルを誘発する要因となってしまう。だったら「初めから「腰牌」というものの制限を無くしてしまえば、トラブルにならないよね」というのが腰牌の規定を無くした店の理屈である。また「腰牌」のペナルティを取る店でも、「腰牌があった時点で、その場で対局者全員が腰牌だと確認をとる」ときちんと明文化して、実行できている店は良い店だ。たまに「腰牌は自己申告だけ」という店があるが、これだと「腰があったその場で何も言わず、和了の時点で「腰でしたよね」と指摘する人」が案外多いためトラブルが多く発生してしまう。
フリー雀荘へ行き慣れている人は、この辺りのマナー・ルールがどうなっているかも、雀荘を選ぶ判断要因にはなると思う。
また、個人的には「腰牌」に関する規定が無い店のほうが好みである。なぜなら、私が普段遊びに行く店はノーレートや低レート雀荘であり、「鳴きモーションを利用して他家を騙そう」などと考える人はほとんどいないからだ。